概要
直感的で操作しやすいインターフェースの上、様々なパラメータのカスタマイズが可能です。
材料の種類を選択し、テンプレートを選択するだけで、3Dプリンターへ転送するデータの生成が可能です。
テンプレートはフィラメントや特定のモデル用に保存することができ、エクスポート、インポートの機能により他の ideaMakerとも共有することができます。
データが造形エリアを超えた際や、部分的に造形したい場合に便利な「カット」機能、エラー箇所を判別しやすい「ワイヤーフレーム」表示、3DCADデータ
のエラーを修復する「自動修復」機能、追加や除去がマニュアルで行える「手動サポート」機能、パラメーターカスタマイズするための「詳細設定」など多くの機能があります。
バージョンアップにより、今後も様々な機能が実装されてく予定です。
本ビデオは英文のイメージビデオですが、 ideamaker がすべて日本語バージョン対応可能です。
簡単な設定
各フィラメントごとにテンプレートを用意しております。
パラメータの細かなカスタマイズが不要な場合は、
積層ピッチごとに用意されたテンプレートを選択し、
スライスボタンを押すだけでスライスデータの作成が可能です。
また、プリンターをネットワークに接続することにより、
ideaMakerからリモートでプリンターの操作を行うことができます。
ideaMakerからの印刷開始や、カメラでの状況確認、アップロード済みファイルの編集などを行うことができます。

データ不具合の自動
チェックと自動修復
造形失敗の要因として、データの問題も大きな要素として挙げられます。
ideaMakerはデータを取り込む際、データの自動チェックを行いまたワンボタンで自動修復が可能です。
また、ワイヤフレーム表示ができ、エラー場所を表示することができます。
法線方向の回転や破損面の修復など様々なエラーがideaMaker上で修復可能です。

造形前の見やすい
プレビュー表示
プレビュー画面では、どのように積層されていくのかをビジュアルで確認することができます。
層ごとのプレビューや、各エクストルーダー造形箇所、構造、速度、積層ピッチ等を色分けで表示することができ、造形を開始する前に、
設定に問題がないか確認することができます。

サポート材のカスタマイズ
従来のソフトと同じように、サポート材の自動生成ですが、データの形状によって自動生成のサポート材だけでは、折れたり支えられなかったりと、造形失敗の原因になることがあります。
ideaMakerは手動でサポートの追加や削除が可能です。
プレビュー機能と一緒に活用し、造形失敗のリスクを最小限に抑えることができます。

ideaMakerの豊富な詳細設定(一部紹介)
ideaMakerには様々なパラメーターを変更でき、より細かな調整が可能で、思い通りの造形が可能です。
・レイヤー
積層ピッチの微細な変更や、レイヤースタートポイントの変更、外周だけを 1 層で造形する「スパイラルベースモード」等の選択ができます。
・エクストルーダー
ノズル径を変更した際の押し出し幅の調整や、ノズル移動時の材料引抜(リトラクト)の細かな調整が可能です。
・充填率
充填形状は「格子状」「Rectiliner」「ハニカム構造」「三角形」「キュービック」「立方体」「スパイラル二十四面体」「線状」 から選ぶことができます。
・サポート
サポート材の最大オーバーハング角度や、サポート形状、サポート充填率、高密度サポートなどの設定が行えます。
・ラフト設定
ラフトの大きさ(ラフトのオフセット)や、モデルとラフトの距離の変更ができる他、ラフトを使用しない場合のスカートやブリムの詳細設定が行えます。
・冷却
造形中のファンによる冷却も、ファンの回転速度や層ごとの設定が可能です。
・温度
左のエクストルーダー、右のエクストルーダー、プラットフォームの温度を変更することができます。温度コントロールの機能を使用することにより、層ごとの温度コントロールも可能です。
・速度
内壁、外壁、充填率、サポート材等、細かな速度調整が可能です。
・にじみ
デュアルノズルでの造形(2 色造形やサポート材を別素材にする場合)時のワイプウォールやワイプタワーの設定を変更することができます。
・その他の機能
層ごと印刷条件の変更 モデルごとの印刷条件の変更 修飾子機能による部分的な充填率の変更 順次印刷機能 複数モデルの自動レイアウト機能 ideaファイルの保存、複数モデルの自動配置機能
PC最小スペック
・Microsoft Windows 7 以降(64bitのみ) ・Mac OS X v10.15 以降 ・Ubuntu 18.04 以降(64bitのみ) ・Intel®Core 2 または AMDAthlon®64以上かつ、最大動作周波数2GHz 以上のプロセッサ ・4GB以上のRAM ・4GB以上のハードディスク空き容量 ・2011年以降にリリースされた1GB以上のVRAMが使用可能なNVidia/AMD/Intel製のグラフィックボードまたはグラフィックチップ ・1280 x 1024以上の画面解像度 ・Open GL 2.0に対応していること
PC推奨スペック
・Microsoft Windows 10以降(64bitのみ) ・Mac OS X v10.15 以降 ・Ubuntu 18.04 以降(64bitのみ) ・Intel®Core i7 と同等かそれ以上のプロセッサ ・32GB以上のRAM ・4GB以上のハードディスク空き容量 ・2015年以降にリリースされた8GB以上のVRAMが使用可能なNVidia/AMD製のグラフィックボード ・1920 x 1080以上の画面解像度 ・Open GL 4.0に対応していること