「そこが底面じゃないのに…」を1秒で解決!ideaMakerの「平らにする」機能活用ガイド
1.モデルの角度調整に苦戦したことはありませんか?
3DモデルをideaMakerにインポートした際、「モデルの斜めになっているこの面を、そのままビルドプレート(定着面)にペタッと貼り付けたい」と思ったことはありませんか?
モデルの傾きを手動の回転ツールで調整しようとすると、X軸やY軸を数度ずつ細かく動かす羽目になり、何度調整しても微妙に隙間が空いてしまったり、宙に浮いた状態になってしまったりしがちです。底面がぴったり水平に接地していないと、プリント途中でモデルが剥がれたり、不要なサポート材が大量に生成されてしまう原因にもなります。

そんな「角度調整のズレ」によるストレスを劇的に解消してくれるのが、ideaMakerに搭載されている「平らにする」機能です。
2. ワンクリックで角度がぴったり!

ideaMakerの「平らにする」機能は、モデル上の「底面にしたい任意の平面」を指定するだけで、自動的にその面がビルドプレートと平行になるようモデル全体の角度を補正・接地させてくれる便利ツールです。
手動で角度を計算したり回転リングをぐるぐる回したりする手間は一切不要。操作も非常にシンプルです。
1.モデルを選択し、画面上部ツールバーのアイコンまたは右クリックをして表示される機能一覧から「平らにする」機能を選択します。
2.モデル上で「底面にしたい平らな面」にカーソルをあわせクリックします。
3.選択した面が瞬時に回転し、ビルドプレートにぴったりと水平に設置されます。
これだけで、どんなに複雑な角度で作成されたモデルであっても、一瞬で最適な配置を完了させることができます。
3. 「平らにする」機能のメリット
「平らにする」機能を活用することは、作業時間が短縮できることはもちろんですが、造形の品質や成功率にも大きな影響を与えます。
プリントの定着性と成功率が大幅アップ
指定した面が完璧にビルドプレートへ密着するため、ファーストレイヤー(1層目)の定着が安定し、プリント中の剥がれや反りのリスクを最小限に抑えられます。サポート材の削減と後処理のカット
最も面積が広い面や平らな面を底面に設定しやすくなるため、無駄なサポート材の生成を抑え、材料の節約とプリント後の仕上げ作業の負担軽減につながります。モデルの強度や積層痕のコントロールが容易に
「どの面を底にするか」を直感的に試せるため、強度が必要な方向や、見た目をきれいに見せたい表面の向きを考慮した配置がスムーズに行えます。意匠面の角度調整にも使える
任意の面を底面に向けるとその姿勢を0度とすることができるので、応用的に任意の面を上面や垂直な側面に設定することも可能なので、意匠面の角度設定にも有効です。
「モデルの角度調整がうまくいかない」「底面の接地が甘くてプリントが失敗する」とお悩みの方は、ぜひ「平らにする」機能を試してみてください。配置作業のストレスから解放されましょう!